アーキット合同会社(以下「アーキット」)、植村建設株式会社(以下「植村建設」)は未来の建設現場を見据えた取組みとして、建設重機の遠隔操縦や自動運転、有人の現場に使用可能な、日本初の「重機の自動追尾AI(仮)」を搭載した、「ショベルカーの接近警報AI(仮)」を共同開発しました。
本システムは現場に設置したカメラをAIで自動操縦、映像解析し、ショベルカーに接近する人間を検知、警報するシステムです。
本システムは周囲の安全確認をAIを用い半自動化することで、施工現場の省人化と遠隔操縦オペレータ・施工管理者の業務補助を行うものです。
現在、ショベルカーの遠隔操縦・自動運転は安全確認のため、周囲を監視する作業員を配置する必要があり、無人・遠隔操縦にも関わらず別途作業員を確保する必要がありました。
建設現場の無人施工の試みとして、従来はネットワークカメラを使った遠隔監視や、AIによる同種のアイディアが実験されましたが、カメラの設置場所が移動できず効果が限定的になる場合や、カメラの操作スタッフが別途必要になる場合があり、実用化に高いハードルがありました。
植村建設では2022年度から遠隔操縦への取り組みを開始し、2023年に遠隔操縦の実証実験フィールド "UNiCON FIELD" を整備。運用ノウハウの構築と遠隔操縦の実用化に向け挑戦していました。
建設現場向けAIを得意とするアーキットとの交流を機に、2023年に開発が本格化。
"UNiCON FIELD"での実証実験が行われ、日本初の「重機の自動追尾AI(仮)」を搭載した、「ショベルカーの接近警報AI(仮)」の開発に至りました。
本システムは北海道赤平市を本社とする建設会社「植村建設株式会社」と共同で開発を行っております。
植村建設株式会社の知見を元に、アーキット合同会社がAI開発を行いました。
本システムは 5月22日~24日 幕張メッセ開催の建設・測量生産性向上展 CSPI-EXPO、ARAV株式会社ブース(16-47)内で展示予定です。
CSPIではARAV株式会社によるUNiCON FIELDでの遠隔操縦の実演が開催予定です。
ご来場の方は是非お立ち寄りください。
「100年後の現場に挑戦する」
アーキットは現場の為に働くIT企業です。
会社名 | アーキット合同会社 |
代表者 | 三浦 友直 |
本社所在地 | 北海道札幌市中央区南一条西十六丁目 1番地323 春野ビル3F |
設立年 | 2022(令和4)年3月 |
事業内容 | 建設会社向けシステム開発 |
ホームページ | https://arkit.jp/ |
「基本にあれ 共に考え 共に行動を」
会社名 | 植村建設株式会社 |
代表者 |
代表取締役会長 植村 正志 代表取締役社長 植村 正人 |
本社所在地 | 北海道赤平市東文京町1丁目1番地 |
設立 | 1953年(昭和28年)6月1日 |
業種 |
特定建設業【北海道知事許可(特-28)空 第00333号】 土木工事業/ |
ホームページ | https://www.uemurakk.co.jp/ |